断髪フェチ 二章 4 お見合いパーティ
そしてお見合いパーティ当日
桂駅前で待ち合わせをした守達。
「お待たせ!」
守が一番乗りについて、そこへ切流がきた。
「おう、切流、今日は気合入ってるね!」
「うん、カップルにならないといけないからね。いつもよりお洒落してきました。」
「しかし剃遅いな・・・」
「お、お待たせ」
お洒落をしすぎてだっさださのスーツ姿のおっさんがそこへ立っていた。
「え?・・・そ、剃!?
それは流石に・・・」
「お、おうよ、今日は特別な日だからか!気合入れてきたんだよ」
「は、はぁ・・・」
「ま、まぁ、とりあえず時間もおしてる事だし、行きますか!!」
「おうよ!」
「はい!」
一同はお見合いパーティ会場へと向かった。
いかにも怪しい主催者風男性がこちらをチラリと見て、向かってくる。
「お兄さん方、初参加ですか?まずはここに名前と特技、アピールポイントなんかを書いて、時間までお待ちになってください。この紙を元にお見合いパーティをさせて頂きます」
「なになに、名前、アピールポイント、好きな芸能人、好きな音楽、好きなスポーツ、好きな女性のタイプ、性癖・・・」
守達は必要な情報を記入した。
部屋が突然暗くなり、アナウンスが流れた。
「レディースエーン、ジェントルメェーン!今宵は楽しい宴にご参加頂きまして、誠にありがとうございます!
さて、これから貴方様方には、順番に女性と会話していっていただき、お気に入りの人を一人だけ選んでください。
お互いがお気に入りとなった暁には、あつーいあつーい、キスを皆の前で行ってもらいます!それで晴れてカップル成立というわけです!
さて、まずは女性陣の方々は、椅子に座って頂き、先ほど渡したカードを机の上においてください。
男性陣の方々は、順番に女性陣の前にいき、座って頂き、カードを机においてください。
これで、お互いがお互いの情報をわかった上でフリートークを3分間してもらいます!3分が経過しましたら、時計回りに次の方へと進んでください。
一周回り終わったら、次はフリートーク時間になりますので、お気に入りの人の前へいってもらって、自分をアピールし、カップル成立へと目指してください!何か質問はございますか!?」
・・・
「無いようですので、それでは早速初めて行きましょう!!!
よーい、
スタート!!!」
守が女性の前へ座り、カードを置き、アピールをし始めた。
「は、初めまして!守と言います!守って呼んでください。」
「宜しくお願いします。紗江子、20歳OLです。早速ですが、守さんは、好きな女性のタイプは髪の毛が綺麗で長い人?と、ありますが、私はボブヘアーですが、それでも大丈夫ですか?」
「はい、ボブヘアなら、いっそ、後ろとサイドを刈り上げてかぶせる感じにすると萌えます!!」
「?か、刈り上げですか?・・・あまり考えた事ないですけど・・・似合いますかね?」
「絶対似合います!間違いないです!黒髪刈り上げボブはさいこーです!どうですか?なんなら、僕が刈り上げましょうか?ハサミとくしで綺麗に刈り上げますよ!」
「・・・そ、それは・・・」
「はい、時間ですー!ローテーションしてください!」
守は次の女性の元へ向かった。
(お、茶髪ロングヘア!サラサラだ!しかも目元ぱっちりの美人系の大学生といったところか)
ピピッ!!
DPV180
(なかなか高い断髪ポイント!この子は押さえておきたい!)
「初めまして!守です!綺麗な髪の毛ですね!」
「?あぁ、そうですか、髪フェチさんなんですね。私の髪の毛好きですか?」
「は、はい!大好きです!触りたいです!嗅ぎたいです!」
「ふふっ、可愛い子、触って良いわよ」
守の逸物がおっきしながら、女子大生の茶髪サラサラストレートロングヘアを撫でた。
サラサラ〜
サラサラ〜
「ものすごくいい手触りだ!」
ピピッ
DPV240
守は女子大生の髪の毛を嗅ぎ始めた。
「私はずーっと今まで髪の毛を伸ばしてきたからお手入れもきちんとできてるでしょ?一回も短くした事ないのよ」
ピピピッ
DPV310....320....330
(ど、どんどん伸びてる!すごい!)
「切ったりはしたいと思わないんですか?」
「髪は絶対切らない!ロング以外考えられないもの。嬉しい?私とカップルになればずーっとロングヘア触り放題、嗅ぎ放題よ」
ピピピッ
DPV400
(よ、四百、潜在的なDPVがものすごく高いな!だけど、断髪は絶対しないというし、難しそうだな・・・)
「チェンジしてください!」
「それじゃー、私指名してね!あ、そうだ、私は香奈よ!またね!」
「初めまして!」
「初めまして、京子です。あ、すみません、こういうところ初めてなんで緊張してます。」
「大丈夫です、僕も初めてです。」
「そうですか、友達にどうしてもって言われて・・・」
(黒髪セミロング?ロング?そこそこ切りごたえはありそうだ。それに特別美人というわけではないけど、普通にいい感じの子だな。DPV測ってみるか)
ピピッ
DPV120
「今までの子達と比べると低めかな?」
「え、なんですか?」
「いえ、なんでもないです。髪の毛伸ばしてるんですか?」
「?あ、そっか、髪フェチさんなんですね^^いえ、伸ばしてないですよ、と言うか、そろそろ髪の毛切ろうかなって思ってます。」
「え?切るんでしか?どれくらい切りたいです?」
「ショートカットにしたいかなぁ」
「そ、そそそそうなんだ」
(お、おおおおちつけ、この子は切れそうだぞ、上手くやるんだ)
「うん、守さんはロングとショートどっちが好きかなぁ〜?」
「ロングにはロングの良さがあって、サラサラヘアの触り心地とかはロングにしかない良さだし、動いたりすると、シャンプーの香りをそこらじゅうにふりまいて、それはもう興奮しちゃいますよねー、ロングヘアの後ろ姿でてすごくセクシーで好きだなぁ〜。ロングだと髪コ・・・げほん。
そうですね、ショートカットは、断髪の跡が綺麗に揃ってたりすると、すごく萌えますね。
黒髪おかっぱボブとかすごくいいですね、しかも後ろ刈り上げたりしたら、もう言う事ないですね。ショートカットはやっぱり刈り上げとの相性がいいんで、ロング、ショート、んーーーー、選べないっす!!!!」
(し、しまったーーーー!熱く語りすぎたー!!!)
「へぇ〜、そうなんですね、本当に髪の毛好きなんですね^^でも良かった〜、ショートカットも好きなら、短くしても嫌われないですね^^
実は、ショートにしようか凄く悩んでるんです。守さんは、私がショートにしてもいい?」
「も、もちろん!ただ、美容室で切るって言うのはちょっと・・・」
「はい、交代ですー!!!」
「あ、もう時間が!語ってたら、時間になっちゃってたか・・・」
「良かったら、フリータイム一緒しませんか?他にいい人いたら別ですけど・・・」
「は、は・・・」
「もう交代だぞ!」
イケメンで同い年くらいの男に肩を触られ、そう言われた。
「あ、あぁ、わりぃ・・・」
「なんだよ、あの子がお気に入りか?いい感じの子じゃねーかよ!譲るぜ!」
「は、はぁ・・・」
「あ、俺は黄崎 潤(きさき じゅん)。宜しくな!
んーっとな、このイベントはよー、何回か参加してるんだが、レベルが高いんだよなー!
特に今日はレベルが高い!特にあのツインテールの子なんて超ハイレベルだぞ!
今日の主役は間違いなくあの子で決まりだな!」
「ん、ツインテールの子?どの子だろ?
って、あの子って・・・」
ピピピピピピピーーーーッ
DPV7500
「はぁー!!!!!!7500て!!!!」
周りが守の事を一斉に見た。
ツインテールの子と目が合い、にこりと微笑まれた。
そして、ツインテールの子との時間になった。
「あ、やっぱり、君、うちの学校の子だよね^^なんか見た事あるなぁ〜って思ったんだ^^」
「あ、うん、守って言います」
「あは、敬語はやめてよ、僕と同い年で同じ学校でしょ、よろしくね^^」
「う、うん」
(ま、間違いなくこの子は・・・トップ4の冬月 楓(ふゆつき かえで)だ!トップ4は恐ろしいDPVだな!しかも標準でこの数値とは・・・)
「あ、それに楓(かえで)でいいよ^^」
「お、おう、楓。
こういうところに来るんだな。楓みたいなやつも?」
「僕みたいなやつってどういう意味だよぉ〜!」
楓が顔を近づけながらそう言った。
「あ、いやその、楓みたいな美少女が来るんだなーって。男に困らないだろ!?」
ペチンッ
楓が守のおでこにデコピンした。
「もぉ〜、僕が男目当てでここにいると思ってるの?心外だなぁ〜!僕、こう見えてもモテるんだよ!へへ〜ん!」
(意外と天然なやつなんだな楓って」
「お、そ、そうか、楓がモテるのか〜、それは物好きな奴もいたもんだ!」
「むぅ〜!!守はどう見てもモテなさそうだもんね!」
「くっ」
守は痛いところをつかれた。
「嘘だよ、嘘!守は優しそうだもんね。僕はいいと思うなぁ!うん、うん!」
「嘘くさい・・・」
「それより良いのかい?君の貴重な時間が刻一刻と過ぎていってるけど?僕に聞きたい事でもないのかい?」
「いや、いーよ、楓の事は何となく分かったから、それより楓がここにいる目的のが気になるな。」
「ふ〜ん、皆は僕にエッチな質問や好きな男性のタイプだの、一目惚れしましたぁ〜!だの変な輩が多かったけど、君はそういう輩とは違うみたいだね!」
(まぁ、そりゃ〜、楓くらいの美人ならそうなるなぁ)
「それで、どうなの?」
「ふふ〜ん、それはだね〜」
「・・・はい、ここまで!入れ替わってください」
「守、残念だったね!僕の目的が聞けなくて。気になるならフリータイムで僕の所へ来たまえ!目的を話してあげるかは、また別の話だけれどもね♪」
その後、何度もお見合いを繰り返し、フリータイムへと突入した。
さぁ、守よ、お前なら誰をフリータイムに誘う!?
A.ボブヘアーの紗江子
B.茶髪サラサラロングストレートヘアで、絶対髪を切らない香奈
C.黒髪セミロングでショートカットにしたいと言っている京子
D.トップ4の冬月 楓
つづく・・・。
桂駅前で待ち合わせをした守達。
「お待たせ!」
守が一番乗りについて、そこへ切流がきた。
「おう、切流、今日は気合入ってるね!」
「うん、カップルにならないといけないからね。いつもよりお洒落してきました。」
「しかし剃遅いな・・・」
「お、お待たせ」
お洒落をしすぎてだっさださのスーツ姿のおっさんがそこへ立っていた。
「え?・・・そ、剃!?
それは流石に・・・」
「お、おうよ、今日は特別な日だからか!気合入れてきたんだよ」
「は、はぁ・・・」
「ま、まぁ、とりあえず時間もおしてる事だし、行きますか!!」
「おうよ!」
「はい!」
一同はお見合いパーティ会場へと向かった。
いかにも怪しい主催者風男性がこちらをチラリと見て、向かってくる。
「お兄さん方、初参加ですか?まずはここに名前と特技、アピールポイントなんかを書いて、時間までお待ちになってください。この紙を元にお見合いパーティをさせて頂きます」
「なになに、名前、アピールポイント、好きな芸能人、好きな音楽、好きなスポーツ、好きな女性のタイプ、性癖・・・」
守達は必要な情報を記入した。
部屋が突然暗くなり、アナウンスが流れた。
「レディースエーン、ジェントルメェーン!今宵は楽しい宴にご参加頂きまして、誠にありがとうございます!
さて、これから貴方様方には、順番に女性と会話していっていただき、お気に入りの人を一人だけ選んでください。
お互いがお気に入りとなった暁には、あつーいあつーい、キスを皆の前で行ってもらいます!それで晴れてカップル成立というわけです!
さて、まずは女性陣の方々は、椅子に座って頂き、先ほど渡したカードを机の上においてください。
男性陣の方々は、順番に女性陣の前にいき、座って頂き、カードを机においてください。
これで、お互いがお互いの情報をわかった上でフリートークを3分間してもらいます!3分が経過しましたら、時計回りに次の方へと進んでください。
一周回り終わったら、次はフリートーク時間になりますので、お気に入りの人の前へいってもらって、自分をアピールし、カップル成立へと目指してください!何か質問はございますか!?」
・・・
「無いようですので、それでは早速初めて行きましょう!!!
よーい、
スタート!!!」
守が女性の前へ座り、カードを置き、アピールをし始めた。
「は、初めまして!守と言います!守って呼んでください。」
「宜しくお願いします。紗江子、20歳OLです。早速ですが、守さんは、好きな女性のタイプは髪の毛が綺麗で長い人?と、ありますが、私はボブヘアーですが、それでも大丈夫ですか?」
「はい、ボブヘアなら、いっそ、後ろとサイドを刈り上げてかぶせる感じにすると萌えます!!」
「?か、刈り上げですか?・・・あまり考えた事ないですけど・・・似合いますかね?」
「絶対似合います!間違いないです!黒髪刈り上げボブはさいこーです!どうですか?なんなら、僕が刈り上げましょうか?ハサミとくしで綺麗に刈り上げますよ!」
「・・・そ、それは・・・」
「はい、時間ですー!ローテーションしてください!」
守は次の女性の元へ向かった。
(お、茶髪ロングヘア!サラサラだ!しかも目元ぱっちりの美人系の大学生といったところか)
ピピッ!!
DPV180
(なかなか高い断髪ポイント!この子は押さえておきたい!)
「初めまして!守です!綺麗な髪の毛ですね!」
「?あぁ、そうですか、髪フェチさんなんですね。私の髪の毛好きですか?」
「は、はい!大好きです!触りたいです!嗅ぎたいです!」
「ふふっ、可愛い子、触って良いわよ」
守の逸物がおっきしながら、女子大生の茶髪サラサラストレートロングヘアを撫でた。
サラサラ〜
サラサラ〜
「ものすごくいい手触りだ!」
ピピッ
DPV240
守は女子大生の髪の毛を嗅ぎ始めた。
「私はずーっと今まで髪の毛を伸ばしてきたからお手入れもきちんとできてるでしょ?一回も短くした事ないのよ」
ピピピッ
DPV310....320....330
(ど、どんどん伸びてる!すごい!)
「切ったりはしたいと思わないんですか?」
「髪は絶対切らない!ロング以外考えられないもの。嬉しい?私とカップルになればずーっとロングヘア触り放題、嗅ぎ放題よ」
ピピピッ
DPV400
(よ、四百、潜在的なDPVがものすごく高いな!だけど、断髪は絶対しないというし、難しそうだな・・・)
「チェンジしてください!」
「それじゃー、私指名してね!あ、そうだ、私は香奈よ!またね!」
「初めまして!」
「初めまして、京子です。あ、すみません、こういうところ初めてなんで緊張してます。」
「大丈夫です、僕も初めてです。」
「そうですか、友達にどうしてもって言われて・・・」
(黒髪セミロング?ロング?そこそこ切りごたえはありそうだ。それに特別美人というわけではないけど、普通にいい感じの子だな。DPV測ってみるか)
ピピッ
DPV120
「今までの子達と比べると低めかな?」
「え、なんですか?」
「いえ、なんでもないです。髪の毛伸ばしてるんですか?」
「?あ、そっか、髪フェチさんなんですね^^いえ、伸ばしてないですよ、と言うか、そろそろ髪の毛切ろうかなって思ってます。」
「え?切るんでしか?どれくらい切りたいです?」
「ショートカットにしたいかなぁ」
「そ、そそそそうなんだ」
(お、おおおおちつけ、この子は切れそうだぞ、上手くやるんだ)
「うん、守さんはロングとショートどっちが好きかなぁ〜?」
「ロングにはロングの良さがあって、サラサラヘアの触り心地とかはロングにしかない良さだし、動いたりすると、シャンプーの香りをそこらじゅうにふりまいて、それはもう興奮しちゃいますよねー、ロングヘアの後ろ姿でてすごくセクシーで好きだなぁ〜。ロングだと髪コ・・・げほん。
そうですね、ショートカットは、断髪の跡が綺麗に揃ってたりすると、すごく萌えますね。
黒髪おかっぱボブとかすごくいいですね、しかも後ろ刈り上げたりしたら、もう言う事ないですね。ショートカットはやっぱり刈り上げとの相性がいいんで、ロング、ショート、んーーーー、選べないっす!!!!」
(し、しまったーーーー!熱く語りすぎたー!!!)
「へぇ〜、そうなんですね、本当に髪の毛好きなんですね^^でも良かった〜、ショートカットも好きなら、短くしても嫌われないですね^^
実は、ショートにしようか凄く悩んでるんです。守さんは、私がショートにしてもいい?」
「も、もちろん!ただ、美容室で切るって言うのはちょっと・・・」
「はい、交代ですー!!!」
「あ、もう時間が!語ってたら、時間になっちゃってたか・・・」
「良かったら、フリータイム一緒しませんか?他にいい人いたら別ですけど・・・」
「は、は・・・」
「もう交代だぞ!」
イケメンで同い年くらいの男に肩を触られ、そう言われた。
「あ、あぁ、わりぃ・・・」
「なんだよ、あの子がお気に入りか?いい感じの子じゃねーかよ!譲るぜ!」
「は、はぁ・・・」
「あ、俺は黄崎 潤(きさき じゅん)。宜しくな!
んーっとな、このイベントはよー、何回か参加してるんだが、レベルが高いんだよなー!
特に今日はレベルが高い!特にあのツインテールの子なんて超ハイレベルだぞ!
今日の主役は間違いなくあの子で決まりだな!」
「ん、ツインテールの子?どの子だろ?
って、あの子って・・・」
ピピピピピピピーーーーッ
DPV7500
「はぁー!!!!!!7500て!!!!」
周りが守の事を一斉に見た。
ツインテールの子と目が合い、にこりと微笑まれた。
そして、ツインテールの子との時間になった。
「あ、やっぱり、君、うちの学校の子だよね^^なんか見た事あるなぁ〜って思ったんだ^^」
「あ、うん、守って言います」
「あは、敬語はやめてよ、僕と同い年で同じ学校でしょ、よろしくね^^」
「う、うん」
(ま、間違いなくこの子は・・・トップ4の冬月 楓(ふゆつき かえで)だ!トップ4は恐ろしいDPVだな!しかも標準でこの数値とは・・・)
「あ、それに楓(かえで)でいいよ^^」
「お、おう、楓。
こういうところに来るんだな。楓みたいなやつも?」
「僕みたいなやつってどういう意味だよぉ〜!」
楓が顔を近づけながらそう言った。
「あ、いやその、楓みたいな美少女が来るんだなーって。男に困らないだろ!?」
ペチンッ
楓が守のおでこにデコピンした。
「もぉ〜、僕が男目当てでここにいると思ってるの?心外だなぁ〜!僕、こう見えてもモテるんだよ!へへ〜ん!」
(意外と天然なやつなんだな楓って」
「お、そ、そうか、楓がモテるのか〜、それは物好きな奴もいたもんだ!」
「むぅ〜!!守はどう見てもモテなさそうだもんね!」
「くっ」
守は痛いところをつかれた。
「嘘だよ、嘘!守は優しそうだもんね。僕はいいと思うなぁ!うん、うん!」
「嘘くさい・・・」
「それより良いのかい?君の貴重な時間が刻一刻と過ぎていってるけど?僕に聞きたい事でもないのかい?」
「いや、いーよ、楓の事は何となく分かったから、それより楓がここにいる目的のが気になるな。」
「ふ〜ん、皆は僕にエッチな質問や好きな男性のタイプだの、一目惚れしましたぁ〜!だの変な輩が多かったけど、君はそういう輩とは違うみたいだね!」
(まぁ、そりゃ〜、楓くらいの美人ならそうなるなぁ)
「それで、どうなの?」
「ふふ〜ん、それはだね〜」
「・・・はい、ここまで!入れ替わってください」
「守、残念だったね!僕の目的が聞けなくて。気になるならフリータイムで僕の所へ来たまえ!目的を話してあげるかは、また別の話だけれどもね♪」
その後、何度もお見合いを繰り返し、フリータイムへと突入した。
さぁ、守よ、お前なら誰をフリータイムに誘う!?
A.ボブヘアーの紗江子
B.茶髪サラサラロングストレートヘアで、絶対髪を切らない香奈
C.黒髪セミロングでショートカットにしたいと言っている京子
D.トップ4の冬月 楓
つづく・・・。
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