断髪フェチ語 第一章(15) キラの側近マール
剃と愛子は、今日も守を探しにザナルトーン本部へ向かっていた。
「あそこに守がいるのね。今日こそは・・・」
「あぁ。」
(あいつら一体何をやってるんだ?)
「誰!?」
ドキッ
「そこにいるのはわかってるわ!姿を現しなさい!」
(やべっ、ばれかた!?しかし、姿を隠してるから平気なはず。)
「姿を隠す!?」
(な、なぜそれを!?)
「出てきなさい!貴方の心の声は聞こえてるわ!」
ッス!!
切流が姿を現した。
!!!
「お、お前は!切流!!
何でこんな所に!?」
「や、やあ、剃、愛子さん。
そう、僕もXWorldのユーザで、透明人間になれる禁断魔法ステルスの能力者なんだよ。」
剃と愛子は瞳をかわし、ニヤリと微笑んで、こくりと首を下ろした。
「切流!頼みがある! 今俺らは守を助けにザナルトーン本部に向かう途中なんだ。手を貸してくれないか!?」
「ザ、ザナルトーン本部!!!
ちょっと、それはヤバすぎだろ! 知らないのか!? ザナルトーンにはキラっていうXWorld最大級の悪人がいるんだ。表向きは善人ぶっているけど、裏の悪い噂は絶えない。」
「そんなにやべーのか!? なら尚更頼みたい。頼む!手をかしてくれ!」
剃はこそこそっと切流の耳元で囁いた。
(俺のお気に入りの断髪AV貸してやるからっ)
(そ、それ良物なんだろうな!?)
(女子高生四人に対してバリカン、ハサミを大胆に根元からいくシーンもあるぞ!)
(く、、、見たい。。)
「そ、そんなに頼まれたんじゃー、仕方が無いな。」
「ぃよっし!!ありがたいぜ切流!」
「今回だけだからね!」
一同は、ザナルトーン本部へとたどり着いた。
「やぁ、諸君達。
私に用事が会ってきたんだろ? 大体察しはついている」
「貴方がキラね! 守と優子は何処にいるの!?無事なんでしょうね!?」
「あぁ、勿論だとも。
さぁ、上がってきたまえ」
扉が開き、部屋に案内された。
!!
そこにはキラと、その側近と思われる人物二人がいた。
「堂々として、よっぽど自信があるようね」
「まぁまぁ、落ち着きなさい。
我々は、貴方に危害を加えるつもりはないのです。
ただ、何もぜず彼らを返す訳にもいかないので、そこで考えたんだが、丁度人数も3対3なんで、一人ずつ勝負をして、負けた方は罰を受けてもらう。それでどうだね? 運良く勝利できたら、無事彼らを返そう」
「そんなの受けられる訳がないだろ! どうせそっちの得意な事をするに決まっている!」
「きちんと公平なルールの元勝負を行う。それでどうだね?」
「ここは乗るしかないわ剃君」
「くそ、それしかないようだな」
「なら決まりだ・・・マール!」
とても長い茶髪ロングヘアー。
モデル並にすらーっとした体型の、綺麗な女性が返事をした。
「はぃ、キラ様。
私目にお任せくださいませ。
ゲームは、、、
特殊ジャンケンで勝負しましょう。
特殊ジャンケンとは、グー、チョキ、パー、グーチョキパー、ダイナマイトを使って勝負するゲームです。
グー、チョキ、パーに関してはルールは知っているはずよ。
グーチョキパーは、グー、チョキ、パー全てに勝利する。
グーチョキパーはダイナマイトに負ける。
ダイナマイトはグー、チョキ、パーに負ける。
出せる手は一度きり、なので一戦最大5回のジャンケンが行われる。
全てのジャンケンがあいこだった場合は、お互いの負けよ。
勝負は先に3勝した方が勝ち。
賭けるものは、髪の毛でどうかしら?勿論、そこの女の子の綺麗な髪の毛よ!
1敗したら髪の毛を鷲掴みして根元からハサミで切る。
2敗したらベリーショートになってもらうわ。
3敗した場合は、そうね、丸坊主になってもらうわ。
わかったかしら?」
「あぁ、わかったわ。髪の毛を賭けましょう」
「い、いいのか?愛子!?」
「えぇ。仕方ないわ守のためなら・・・」
「なら、相手は貴方以外がいいわね。君にするわ!」
マールは剃を指差した。
「お、俺か!!ジャンケンだし運さえ良ければ」
「剃君、先に言っておくけど、一敗でもしたら殺すわよ☆絶対☆」
剃は、本当に怖い人は身近にいると感じ、冷や汗がでた。
「そうと決まれば、早速はじめましょう。 。。。ルーム!!」
辺りに薄い結界の様なものがしかれた。
「これはルームと言って、この中ではルールは絶対。不正が行われたり、このルーム内から出た場合、敗者とみなされ罰が実行される仕組みよ。
早速始めましょう!」
「さぁ!いくぞ!」
「望むところよ!」
じゃんけんっ!
っぽん!!
剃がまず一勝した!!
「いよっし!」
「く、、、中々やるわね。
さぁ、ハサミよ。」
マールは剃がいる方向にハサミを投げ捨てた。
「さぁ、切りなさい!」
マールはどことなく不安な表情を浮かべた。
「何戸惑ってるの! 早く私の髪の毛を切りなさいよ!」
マールは何故か逆ギレ気味だ。
「あぁ、分かってる。」
剃は初めて相手が同意の上で断髪出来る事にドキドキしている。
(マジでいいのか、相当綺麗でサラサラしてて、満遍なく行き渡った茶髪。
綺麗に切りそろえられた髪先。
とても大事に髪の毛を伸ばしてきた女性の髪をしている。
これを鷲掴みして大胆に一切りしていいなんて夢のようだ!)
剃はハサミを見つめチョキチョキと素振りしている。
「いくぜ!」
マールがビクッと身体をこわばらせ、目をそっとつぶった。
ほれはまさに乙女であった。
「この人も普通の女なんだなぁ。」
そこに容赦ない剃のハサミが忍び寄る!
スッ
ギュッ!
力強く、だけども優しくマールの髪の毛を鷲掴みした。
サラサラァっと髪の毛が揺れ、そこからシャンプーのいい匂いがした。
「このシャンプーは○○スーンだな!?」
それはまさに、今まで綺麗に伸ばしてきた髪の毛への敬意の現れ。
「・・・ありがとう!」
ーーーチョッキン!!!
剃はマールの髪に優しくハサミを入れた。
ジョキジョキッという音が部屋中響きわたる。
掴んだ分の髪を切り終わるまで、何回も何回もハサミを開閉させ、バサバサとマールの髪の毛が床へと落ちていく。
(な、なんて柔らかくてサラサラな髪なんだ、綺麗すぎて、切った時の感触がティッシュペーパーをハサミで切ってるかのごとくなめらかだ。)
マールは涙を浮かべ震えている。
やはり髪は女の命である。
それを容赦無く切り終えた剃は、ハサミをそっと閉まった。
「これでおしまいだ。」
子犬の様な表情を浮かべたマールが放ったセリフは表情とは裏腹に力強かった。
「わかってるわ! 次よ次っ! 次の勝負をさっさと始めるわよ!」
じゃんけん~~~~
っぽん!!!!
次の勝負はマールが勝利した。
「ふふふふふ。
ざまぁないわね!私に勝とうなんて百万年早いのよ!!」
予想以上な強気な態度に一同は驚き戸惑っている。
じーっという視線が後ろの方から感じられる。
殺される。。。
そう思った剃は後ろを振り向かずに背中でごめんなさいを語った。
「次は無いからね!!!」
「ふふふっ、無様なものね〜!
ほらっ」
マールが愛子の髪の毛を引っ張り、ニヤリと微笑みながらハサミを忍ばせた。
愛子の顔がこわばり、目をつぶるのを楽しむかの様にして、ハサミをゆっくり閉じた。
パサッ
髪の毛もゆっくりと床に落ちて、愛子の目が開くのと同時にマールは再び断髪した。
ジョキッ!!!!
今度はものすごい断髪音を響かせ、愛子の精神を削った。
愛子が涙目になりがなら言った。
「剃君、次は負けないでね。怖いよ・・・。」
「愛子がここまで弱音をはくなんて。。。次は絶対に負けられないな・・・。」
じゃんけんーーーーー
っぽん!!!!!!!!
次の勝負は剃が勝利した。
「よっしゃー!2勝目!!!」
愛子がほっとしている。
「おい、マール!自分が言ったんだからな!ベリーショート、なってもらうぞ!!」
「・・・。」
マールのが震えてる。
「わかってるわ!勝負は勝負!さぁ、切りなさい!」
剃がハサミを握り、
マールの髪を引っ張っては根元付近から断髪を繰り返した。
ジョキジョキッ!!!
ジョキジョキジョキッ!!!!
左側半分はショートカット、右側はロングヘアのアシンメトリヘアになっていく。
「ちょっと、左側だけ切るのやめなさいよ!」
「文句を言うな。あんたは負けたんだ!」
ジョキー!!
ジョキーッ!!!
剃のハサミを閉じる手に力が入り、いつもより断髪音が鳴り響く。
あっという間にマールはベリーショートヘアになってしまった。
じゃ~んけん~~~~
っぽん!!!!!!!!!!!
次の試合、マールが勝利した。
「剃君・・・。
私は生まれてから1度もショートカットにした事無いのよ!!!
・・・怖いよぉ。
うぅ・・・。うぅ・・・。ねぇ、剃君、私ショートカット似合うかなぁ?かなぁ?。
頭の形も良く無いし、それに守君に見せる顔が無いよぉ。
だって守君、いっつも私のロングヘアーずっと撫でてくれて、触ってくれてるのに、もう触らせてあげる髪の毛なくなっちゃったらフラれちゃうかなぁ?。。。
うぅ・・・。」
「大丈夫、大丈夫だから。」
「う、、、うん」
「さぁ~!これで終わりよ!」
じゃんけん~~~~~~~~
っぽん!!!!!!!!!!!!!!
次の試合、剃の勝利。
「よぉぉーーーーーし!!!」
愛子はほっとした表情を浮かべる。
剃は何も言わずにバリカンを手にした。
ブィィィィィーーーーーーン!!!!!
辺りにバリカンの振動音が響き渡る。
マールは今にも泣きそうな表情を浮かべている。
マールが剃に視線を合わせた。
剃はそっと目線をそらし、マールの髪の毛を撫でる。
「すぐ終わらせるから。」
その一言は、剃なりのマールへ対する優しさだったのかもしれない。
その後、すぐにバリカンを額にあてて、マールの髪の毛を刈り取りとられた。
ブイィーーーーーーーーンン!!!!!
マールは落ち武者ヘアーへと変貌した。
マールの目からは涙がぽたぽたとこぼれ落ち、しまいには泣きじょくってしまった。
泣きじゃくるマールも視線を合わせながらも、剃のバリカンは止まらない。
ブィィィィィーーーーーーン!!
既に左半分は丸坊主になっている。
それでも、もくもくと、マールの髪の毛を刈り取り続ける剃。
ブィィィィィーーーーーーン!!!!!ブィィィィィーーーーーーンブィィィィィーーーーーーンブィィィィィーーーーーーン!!!!!!!!!!!
遂には丸坊主姿になってしまったマール。
剃は、マールの丸坊主頭を優しく撫でた。(ただ、女の坊主頭を触りたかっただけとは、死んでも言えない・・・)
これが髪フェチ、いや、断髪フェチというものである。
「マール、似合ってるぞ」
剃は、マールにそう言い放ち、後ろを向いて味方の方へ向かった。
マール敗北!!!!
続く・・・。
(16) シイラ
「あそこに守がいるのね。今日こそは・・・」
「あぁ。」
(あいつら一体何をやってるんだ?)
「誰!?」
ドキッ
「そこにいるのはわかってるわ!姿を現しなさい!」
(やべっ、ばれかた!?しかし、姿を隠してるから平気なはず。)
「姿を隠す!?」
(な、なぜそれを!?)
「出てきなさい!貴方の心の声は聞こえてるわ!」
ッス!!
切流が姿を現した。
!!!
「お、お前は!切流!!
何でこんな所に!?」
「や、やあ、剃、愛子さん。
そう、僕もXWorldのユーザで、透明人間になれる禁断魔法ステルスの能力者なんだよ。」
剃と愛子は瞳をかわし、ニヤリと微笑んで、こくりと首を下ろした。
「切流!頼みがある! 今俺らは守を助けにザナルトーン本部に向かう途中なんだ。手を貸してくれないか!?」
「ザ、ザナルトーン本部!!!
ちょっと、それはヤバすぎだろ! 知らないのか!? ザナルトーンにはキラっていうXWorld最大級の悪人がいるんだ。表向きは善人ぶっているけど、裏の悪い噂は絶えない。」
「そんなにやべーのか!? なら尚更頼みたい。頼む!手をかしてくれ!」
剃はこそこそっと切流の耳元で囁いた。
(俺のお気に入りの断髪AV貸してやるからっ)
(そ、それ良物なんだろうな!?)
(女子高生四人に対してバリカン、ハサミを大胆に根元からいくシーンもあるぞ!)
(く、、、見たい。。)
「そ、そんなに頼まれたんじゃー、仕方が無いな。」
「ぃよっし!!ありがたいぜ切流!」
「今回だけだからね!」
一同は、ザナルトーン本部へとたどり着いた。
「やぁ、諸君達。
私に用事が会ってきたんだろ? 大体察しはついている」
「貴方がキラね! 守と優子は何処にいるの!?無事なんでしょうね!?」
「あぁ、勿論だとも。
さぁ、上がってきたまえ」
扉が開き、部屋に案内された。
!!
そこにはキラと、その側近と思われる人物二人がいた。
「堂々として、よっぽど自信があるようね」
「まぁまぁ、落ち着きなさい。
我々は、貴方に危害を加えるつもりはないのです。
ただ、何もぜず彼らを返す訳にもいかないので、そこで考えたんだが、丁度人数も3対3なんで、一人ずつ勝負をして、負けた方は罰を受けてもらう。それでどうだね? 運良く勝利できたら、無事彼らを返そう」
「そんなの受けられる訳がないだろ! どうせそっちの得意な事をするに決まっている!」
「きちんと公平なルールの元勝負を行う。それでどうだね?」
「ここは乗るしかないわ剃君」
「くそ、それしかないようだな」
「なら決まりだ・・・マール!」
とても長い茶髪ロングヘアー。
モデル並にすらーっとした体型の、綺麗な女性が返事をした。
「はぃ、キラ様。
私目にお任せくださいませ。
ゲームは、、、
特殊ジャンケンで勝負しましょう。
特殊ジャンケンとは、グー、チョキ、パー、グーチョキパー、ダイナマイトを使って勝負するゲームです。
グー、チョキ、パーに関してはルールは知っているはずよ。
グーチョキパーは、グー、チョキ、パー全てに勝利する。
グーチョキパーはダイナマイトに負ける。
ダイナマイトはグー、チョキ、パーに負ける。
出せる手は一度きり、なので一戦最大5回のジャンケンが行われる。
全てのジャンケンがあいこだった場合は、お互いの負けよ。
勝負は先に3勝した方が勝ち。
賭けるものは、髪の毛でどうかしら?勿論、そこの女の子の綺麗な髪の毛よ!
1敗したら髪の毛を鷲掴みして根元からハサミで切る。
2敗したらベリーショートになってもらうわ。
3敗した場合は、そうね、丸坊主になってもらうわ。
わかったかしら?」
「あぁ、わかったわ。髪の毛を賭けましょう」
「い、いいのか?愛子!?」
「えぇ。仕方ないわ守のためなら・・・」
「なら、相手は貴方以外がいいわね。君にするわ!」
マールは剃を指差した。
「お、俺か!!ジャンケンだし運さえ良ければ」
「剃君、先に言っておくけど、一敗でもしたら殺すわよ☆絶対☆」
剃は、本当に怖い人は身近にいると感じ、冷や汗がでた。
「そうと決まれば、早速はじめましょう。 。。。ルーム!!」
辺りに薄い結界の様なものがしかれた。
「これはルームと言って、この中ではルールは絶対。不正が行われたり、このルーム内から出た場合、敗者とみなされ罰が実行される仕組みよ。
早速始めましょう!」
「さぁ!いくぞ!」
「望むところよ!」
じゃんけんっ!
っぽん!!
剃がまず一勝した!!
「いよっし!」
「く、、、中々やるわね。
さぁ、ハサミよ。」
マールは剃がいる方向にハサミを投げ捨てた。
「さぁ、切りなさい!」
マールはどことなく不安な表情を浮かべた。
「何戸惑ってるの! 早く私の髪の毛を切りなさいよ!」
マールは何故か逆ギレ気味だ。
「あぁ、分かってる。」
剃は初めて相手が同意の上で断髪出来る事にドキドキしている。
(マジでいいのか、相当綺麗でサラサラしてて、満遍なく行き渡った茶髪。
綺麗に切りそろえられた髪先。
とても大事に髪の毛を伸ばしてきた女性の髪をしている。
これを鷲掴みして大胆に一切りしていいなんて夢のようだ!)
剃はハサミを見つめチョキチョキと素振りしている。
「いくぜ!」
マールがビクッと身体をこわばらせ、目をそっとつぶった。
ほれはまさに乙女であった。
「この人も普通の女なんだなぁ。」
そこに容赦ない剃のハサミが忍び寄る!
スッ
ギュッ!
力強く、だけども優しくマールの髪の毛を鷲掴みした。
サラサラァっと髪の毛が揺れ、そこからシャンプーのいい匂いがした。
「このシャンプーは○○スーンだな!?」
それはまさに、今まで綺麗に伸ばしてきた髪の毛への敬意の現れ。
「・・・ありがとう!」
ーーーチョッキン!!!
剃はマールの髪に優しくハサミを入れた。
ジョキジョキッという音が部屋中響きわたる。
掴んだ分の髪を切り終わるまで、何回も何回もハサミを開閉させ、バサバサとマールの髪の毛が床へと落ちていく。
(な、なんて柔らかくてサラサラな髪なんだ、綺麗すぎて、切った時の感触がティッシュペーパーをハサミで切ってるかのごとくなめらかだ。)
マールは涙を浮かべ震えている。
やはり髪は女の命である。
それを容赦無く切り終えた剃は、ハサミをそっと閉まった。
「これでおしまいだ。」
子犬の様な表情を浮かべたマールが放ったセリフは表情とは裏腹に力強かった。
「わかってるわ! 次よ次っ! 次の勝負をさっさと始めるわよ!」
じゃんけん~~~~
っぽん!!!!
次の勝負はマールが勝利した。
「ふふふふふ。
ざまぁないわね!私に勝とうなんて百万年早いのよ!!」
予想以上な強気な態度に一同は驚き戸惑っている。
じーっという視線が後ろの方から感じられる。
殺される。。。
そう思った剃は後ろを振り向かずに背中でごめんなさいを語った。
「次は無いからね!!!」
「ふふふっ、無様なものね〜!
ほらっ」
マールが愛子の髪の毛を引っ張り、ニヤリと微笑みながらハサミを忍ばせた。
愛子の顔がこわばり、目をつぶるのを楽しむかの様にして、ハサミをゆっくり閉じた。
パサッ
髪の毛もゆっくりと床に落ちて、愛子の目が開くのと同時にマールは再び断髪した。
ジョキッ!!!!
今度はものすごい断髪音を響かせ、愛子の精神を削った。
愛子が涙目になりがなら言った。
「剃君、次は負けないでね。怖いよ・・・。」
「愛子がここまで弱音をはくなんて。。。次は絶対に負けられないな・・・。」
じゃんけんーーーーー
っぽん!!!!!!!!
次の勝負は剃が勝利した。
「よっしゃー!2勝目!!!」
愛子がほっとしている。
「おい、マール!自分が言ったんだからな!ベリーショート、なってもらうぞ!!」
「・・・。」
マールのが震えてる。
「わかってるわ!勝負は勝負!さぁ、切りなさい!」
剃がハサミを握り、
マールの髪を引っ張っては根元付近から断髪を繰り返した。
ジョキジョキッ!!!
ジョキジョキジョキッ!!!!
左側半分はショートカット、右側はロングヘアのアシンメトリヘアになっていく。
「ちょっと、左側だけ切るのやめなさいよ!」
「文句を言うな。あんたは負けたんだ!」
ジョキー!!
ジョキーッ!!!
剃のハサミを閉じる手に力が入り、いつもより断髪音が鳴り響く。
あっという間にマールはベリーショートヘアになってしまった。
じゃ~んけん~~~~
っぽん!!!!!!!!!!!
次の試合、マールが勝利した。
「剃君・・・。
私は生まれてから1度もショートカットにした事無いのよ!!!
・・・怖いよぉ。
うぅ・・・。うぅ・・・。ねぇ、剃君、私ショートカット似合うかなぁ?かなぁ?。
頭の形も良く無いし、それに守君に見せる顔が無いよぉ。
だって守君、いっつも私のロングヘアーずっと撫でてくれて、触ってくれてるのに、もう触らせてあげる髪の毛なくなっちゃったらフラれちゃうかなぁ?。。。
うぅ・・・。」
「大丈夫、大丈夫だから。」
「う、、、うん」
「さぁ~!これで終わりよ!」
じゃんけん~~~~~~~~
っぽん!!!!!!!!!!!!!!
次の試合、剃の勝利。
「よぉぉーーーーーし!!!」
愛子はほっとした表情を浮かべる。
剃は何も言わずにバリカンを手にした。
ブィィィィィーーーーーーン!!!!!
辺りにバリカンの振動音が響き渡る。
マールは今にも泣きそうな表情を浮かべている。
マールが剃に視線を合わせた。
剃はそっと目線をそらし、マールの髪の毛を撫でる。
「すぐ終わらせるから。」
その一言は、剃なりのマールへ対する優しさだったのかもしれない。
その後、すぐにバリカンを額にあてて、マールの髪の毛を刈り取りとられた。
ブイィーーーーーーーーンン!!!!!
マールは落ち武者ヘアーへと変貌した。
マールの目からは涙がぽたぽたとこぼれ落ち、しまいには泣きじょくってしまった。
泣きじゃくるマールも視線を合わせながらも、剃のバリカンは止まらない。
ブィィィィィーーーーーーン!!
既に左半分は丸坊主になっている。
それでも、もくもくと、マールの髪の毛を刈り取り続ける剃。
ブィィィィィーーーーーーン!!!!!ブィィィィィーーーーーーンブィィィィィーーーーーーンブィィィィィーーーーーーン!!!!!!!!!!!
遂には丸坊主姿になってしまったマール。
剃は、マールの丸坊主頭を優しく撫でた。(ただ、女の坊主頭を触りたかっただけとは、死んでも言えない・・・)
これが髪フェチ、いや、断髪フェチというものである。
「マール、似合ってるぞ」
剃は、マールにそう言い放ち、後ろを向いて味方の方へ向かった。
マール敗北!!!!
続く・・・。
(16) シイラ
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