※当サイトはアフィリエイト広告を利用してます。

断髪フェチ語 第一章 (6) 学校で時間を止める

zorba2442

(ふぁ〜。
もう朝かぁ。
結局気がついたら寝ていたなぁ。
まだ昨日の興奮が続いているなー。)

「お兄ぃちゃん!
いつまで寝てるのぉ~!」

妹の咲(さき)がいつものように起こしに来た。

「あぁ、咲か。」

「あぁ、咲か。
じゃないわよぉ!
お兄ぃちゃんってば~。」

「わりぃわりぃ~、
昨日なかなか寝付けなくて。」

咲は不思議そうにこちらをみる。
「へぇ~、いつもイビキかいてるお兄ぃちゃんが、寝不足ねぇ。
どうせ愛子さんの事でも考えてたんでしょー!」

「なぁ~にいってんだ、
遅刻なんだろ!急ぐぞ!」

「うんっ!」

妹の咲は、中学二年生の14才。
髪型はセミロングくらい。
身長も低く、細身だ。
かなりの可愛さで、
地元でも可愛いと有名である。
そして何より、お兄いちゃん子だ。

「お兄いちゃんってば~、
待ってよぉ~。
ねぇお兄いちゃん~、
愛子さんとはどうなの?


「どぉってなんだよ?」


「何処までしたのかな~って。
ふふっ。」

「何にもしてねぇ〜よ!」

「うっそだ〜、
キスくらいしてるんでしょ〜っ」

守は黙り、
咲はニヤリとした。

「やっぱり~、キスはしたね~、お兄いちゃんって、嘘つくとすぐわかるもんね~。
へへ〜っ」

「まぁ、そうだよ、そんなとこ」

「それで〜、そっから進展ないのぉ?」

守はこくりとうなづいた。

「そっかぁ。」

咲はにっこりと微笑んだ。

暫く無言が続き、歩いていると…。
愛子がこちらに向かってくる。

咲の表情が曇った。

「じゃーね、お兄いちゃん、先行くねー!」

「お、おい、咲~っ!」

咲は走って去ってしまった。

(なんだよ、咲の奴!)

「守〜っ!」

今度は愛子がゆっくりとこっちに向かってくる。

「守〜、おはよぉ。」

「おはよ!」

「今の咲ちゃんだよね〜?
先いっちゃったんだね。
お話するチャンスだったのに、
気を使わせちゃったかなぁ?」

「んー、どうだろ。」

守達は学校につき、一時間目の授業が終わり、休み時間になった。

(さて、休み時間に時でも止めてみるかなー。
流石に断髪はまずいけど、髪触るくらいなら平気だろうし。
ためすかな。
愛子も今はクラスにいないみたいだし。

しかし誰に試すかなぁ。
んー、このクラスだと、


春日 蒼(かすが あおい)

髪型はセミロング、
茶髪の正統派美少女で男子からの人気もすごい。


秋田 小百合(あきた さゆり)

髪型は、クラス1番のスーパーロングヘアの黒髪で、

お姉さん的キャラで面倒見もよく、
女子からの信頼もあつい。


冬月 楓(ふゆつき かえで)

髪型はツインテールの黒髪。すごく童顔で、いつもニコニコしている妹的キャラ。


夏目 香(なつめ かおり)

髪型はベリーショートヘアで、超がつくほどの元気キャラ。
昔はロングヘアーだったみたいだけど、突然ショートにして以来ずっとショートで、今はベリーショートにしている。
この4人が通称トップ4と言われている美少女達だ。

さて、誰から行くかね〜。
やっぱ小百合かなー!
あのスーパーロングヘアーは一度は触ってみたかったんだよなー!
絶対時でも止めない限り、近づく事すら許されない存在だしなぁ。
試してみるか!




(ストップ!)

守は心のなかで呟いた。



時が止まった。



守はすかさず小百合の元へ向かい、
左手でスーパーロングヘアーを鷲掴みした。

(や、柔らかい!)

守は小百合の髪の毛を撫で回した。

(さ、サラサラだぁ。
これはやばい…。
もっとぉ。)

守は小百合の髪の毛を嗅ぎ始めた。

(うぅ〜ん、いい匂い!
たまらないなぁ。
匂いながらサワサワしよう。
あ〜、たまらない。ハサミあるしちょっとくらいならばれないかな?。)

守はカバンからハサミを取りだし、
ハサミを開いたり閉じたりしている。

(これで小百合のスーパーロングヘアー断髪したら昇天しちゃうだろうなぁ〜。
切りたいなぁ)

守は小百合の髪の毛を鷲掴みし、
根元にハサミを当てた。

(これ閉じれば最高の快楽が待ってるだろうなぁぁぁ!
やっちゃおうかなぁ〜、
流石にバレずとも大事件になるだろうなぁ。
あぁ〜、ほんとサラサラだし、
超ロングだし、切りたくて切りたくて、時間を忘れちゃうなぁ〜。
っと、時間数えてなかった…。
そろそろやばいな。


守は我に帰り、自分の机へと戻った。

ッスッッ

時間が動き出した。


(この能力だと、触るのは簡単だけど、切るのは無理だな。
後々恐い。
これじゃ〜トップ4は落とせないなぁ。
どうする。俺。
可能性があるとするとXWorldで他の禁断能力を手に入れるくらいしか。
今日再びXWorldいってみるか。
と、なると優子もピクも誘うかな。


「優子〜」

「なに、守。」

「ちょっといいかー?
今日さ〜、XWorld行かないか?」

「うん、私は別に構わないけど、守から誘うなんて珍しいね」

「あぁ、ちょっと調べたい事があって。」

「ふーん」

「まぁ、そゆことで放課後な!」

「はーい」

「さて、あとはピクだな。
メールしておくか。」

XWorldでフレンドになると、その相手に別の端末を通してメールが送れるようになる。

メール「ピク。
今日またXWorldにいこうと思んだけど、今日はあいてるか?
守」

(送信!)

守はピクにメールを送った。

(まぁ、すぐには返事はないだろうからとりあえず放課後までまとう。)

そして放課後

優子が近づいてきた。
「守ー!XWorld何時くらいから行く?私はいつも通り家でログインするけど」

「一時間後くらいにXcafe行ってログインするよ」

「うん、わかった。
じゃー、またXWorldで!
遅れんなよ!」

「はいよー。」

守と優子は別れた。

剃が近づいてきた。

「おぅ、守!
今日こそゲーセンいこーぜ!?」

「あぁ〜、わりぃ、今日予定はいっちゃってて…。」

「なんだよ、最近付き合いわりーなぁー!また愛子かよー、可愛いから許すが、ならまた明日な!」

「あぁ、わかったよ」

剃が守と別れた。

守は学校を離れて、Xcafeへと向かった。

「あ、あれ、守じゃねーか。
愛子とデートか!
しかし、こんな所でデート?
ここら辺はゲーセンやら、ネットカフェ
やらでデートぽいスポットじゃないけどなー。
気になるな、
守には悪いが少し付けてみっかな!」

剃は守の後を尾行した。

(今日は空いてるかなぁー、Xcafe。
Xcafeでしかできないのはちょっと不便だなぁ。
そいえばピクのやつメール来てるかなぁ。)

守は携帯を取り出し、メールを覗いた。

(あ、ピクからメール来てる。)

「御主人様へ。
ピクはXWorldに今いますなの。
だから、こっちきたら教えてなの。
ピク」

(どうやらピクはいるみたいだな。
優子もログインしてるだろな。
さて、急ぐかな。)

守はXcafeへ入った。

「Xcafe?守のやつ、なにを?」

剃も続いてXcafeに入った。

「いらっしゃいませー」

「あ、どうも」

「お客様、今日はどうなさいますか?」

「あ、えーっと、ここって何ですか?」

「はい、ここはXcafeと言ってXWorldというオンラインゲームをプレイする為の場所になります。
XWorldは、ソロプレーや、パーティーを組んでプレイも出来ます。
本日はどうなさいますか?」

(オンラインゲーム?守のやつそんなのやってたのか。愛子とここでデートか?)

「じゃー、ソロプレーでお願いします」

剃はソロプレールームに案内され、初心者のしおりを渡された。

「初めての方はこちらをご覧になってキャラクターを作ってプレイしてください」

「はい、分かりました。」

「キャラクターか、
よく分からないけど、
イヌ族にしてみるか。」

剃はイヌ族を選択した。
剃はXWorldでのキャラクター名を「ルソ」に設定した。

「で、どうやって始めるんだこれ。
あぁ、これつけてXWorldスタートって言えばいいのか。
さて、言ってみるかな。」

「XWorldスタート!」

「な、なんだここは・・・。
まるっきり現実世界が、もう一つあるみたいだ。
守はこんなとこで遊んでんのか。
守は何処にいるんだ、
見つけないとなー。
しかし、これ、何するゲームなんだ。
まぁ、適当に遊んで今日は帰るか。


一方その頃
「御主人様〜!会いたかったなの〜っ!」

「お、おう、ビク!
久しぶり!ではないな。」

「御主人様ったら〜、私はこの世界で御主人様達しかお友達いないですの、だから寂しかったの~!
ところで優子様はまだなの?」

「まだみたいだなー。いつも入るの早いんだけどー。なんかあったかな?
ってなんで様つけなんだよ、しかも御主人様って。」

「なんかこっちの方がしっくりくるかなーって、思ったからなのっ。
だめなのっ?」

「あー、まー、好きによんだらいいよ」

「はいなのっ!」

「まー、とりあえず優子に連絡してみるよ。
XWorldからリアルにメール送る場合はXmaleだな。」

守はXmaleを送った。

「これでとりあえず着たら連絡くるかな。」

「はいなのっ!
守様、優子様がくるまで一緒に狩りしましょうなの!」

「おう!」

守達は、町付近の狩場で経験値稼ぎを始めた。

「そういえば、ピク、他の禁断魔法の入手方法とか場所って知ってる?」

「正確な場所は知らないなの。
元々は各大陸に数人ずつXプレイヤーが配置されていたんですけど、その場所、持っている禁断魔法の種類は知らされてないの。
ただし、私達Xプレイヤーには禁断魔法の存在は少しだけ知らされているの。
私が知っている限りですと、
ステルス(透明になる)
チェンジ (種族チェンジ )
リターン(過去をやり直す)
マインド(記憶を探る)
パペット (相手を操る)
フューチャー (数分先の未来がみえる)
グロウス (成長を早める)
リモート (遠隔操作)
という魔法が存在していて、もう既にプレイヤーに渡っているものも多いとかききますの。」

「ヘェ〜」

(やべー、使えそうなものがいっぱいある!これならトップ4を落とせる!)

「ある意味、情報は全くわからないって感じ?」

「そうなの。
ただし、ステルス、チェンジ、グロウスは既にプレイヤーの手に渡っているみたいで、
悪い事に使われているって噂なの。


「現実世界か〜、現実世界でどうやって取ればいいんだろう。」

ピクが不思議そうにこちらを見つめた。

「ご主人様、取らなくても、その方と仲間になって助けて貰えばいいの!」

「そうだね、その手があったね!」

(いやいやいや、そういうわけにはいかんだろ、大体目的が変態行為だし、どうにか手に入れないとだめだ!
いやまてよ、同じ変態仲間がいれば可能だ!
集団犯罪になっちゃうけど、、、)

「守〜!!!!」

遠くから優子が近づいてくる。

「おー、優子!
遅かったな」

「ごめんねー、ちょっと用事できちゃって!
そんで、今なにやっているの?」

「あぁ、ピクと禁断魔法について話してたんだ。
どうやら、現実世界がカギのようだね」

守はピクとの会話の内容を優子に話した。

「なるほどねー、それなら、この間起きた事件はステルスが怪しいわね!
ぷんぷん臭うわ!
そうなると事件が起こった吉祥寺付近にいれば何かわかるかも?」

「そうだなー、ちょっと休日にでも吉祥寺に行って見るわ」

「いってみるわ。じゃないでしょ、私達ももちろんついて行くのよ!」

「あわわ、私達って私もふくまれてますの~?」

「あったりまえでしょ〜」

「でも、リアルは恥ずかしいですの」

「つべこべ言わないで日曜日行くわよ!」

「は、はいなのっ(汗」」
ピクはおびえながら答えた。

「じゃー、今日は、普通にプレイを楽しみましょ〜」

守達は狩りを続けて、頃合いのいいところでログアウトした。

(さて、帰るかな。
今日も疲れた。)

続く…。

次回は守達のリアル吉祥寺探検!

  • 断髪フェチ語 第一章 (7) 吉祥寺探索


  • 断髪フェチ語(ダンパツフェチガタリ) 第一章(1)へ


    関連記事
    Posted byzorba2442

    Comments 2

    There are no comments yet.
    ななし  

    制服がセーラー服ならいい。

    2014/11/19 (Wed) 18:15 | EDIT | REPLY |   
    zorba2442  
    Re: タイトルなし

    セーラー服ですかー。参考にさせて頂きます。

    2014/11/21 (Fri) 02:18 | EDIT | REPLY |   

    Leave a reply